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第3期LMC助産師育成プログラム・第3回女性のお産の体験談を聴く会 flower-icon

10月21日(金)、「女性のお産の体験談を聴く会」の第3回目を開催しました。お話しくださったのは、出張さんばステーション日野春 松浦助産院の松浦さん達とともに沖縄で出産された女性でした。

彼女は助産師でもあり、かつて松浦さんともチームで継続ケアをしていた経緯があり、物理的、経済的な負担を考慮してもなお、「照子さんしかいない。」とLMC助産師としてお願いしたといいます。

松浦さんが先ず伝えたのは、助産師の彼女に対して「初産婦として関わるからね。」でした。一人の女性として丁寧に扱ってもらうことで、「自分のことが愛おしかった。」と彼女は語ってくれました。

松浦さん達は沖縄県の離島に住む彼女の「自宅で、暮らしの中で産みたい。」という希望に沿って、島の診療所〜地域の医療センターなど様々な事態を想定して準備を進めたといいます。

この日はサブ助産師のたかせ助産院の高瀬さん、クバの葉助産院の橋本さんも参加くださいました。妊娠〜出産そして産後の振り返りと、助産師同士はもちろんのこと、女性も助産師に対して常に正直に向き合い、感じたことを伝え、それを受け止める助産師の関係性を実際に知る機会となりました。

「助産師でなくていい。あなたはあなたのままでいい。」彼女が助産師に伝えた言葉です。

体験談の終わりには、三人チームでお産のサポートをする松浦さん達からそれぞれの役目についてもお話しくださいました。メインの松浦さんがしていることは、

「女性の健やかなる部分にスポットを当てて決してブレないこと。」とのこと。

今一度皆さんの中にある助産哲学に照らし合わせてこれらの言葉を噛み締めてみてください。

次回の出産体験談セッションは11月11日(金)20時〜21時半開催です

正会員・賛助会員の方は事前申込の上参加可能です(録画配信無し・育成プログラム卒業生は割引有)