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第3期LMC育成プログラム第2回〜自分自身のケアの振り返り〜開催 flower-icon

9月24日(土)、第3期LMC育成プログラムの第2回〜自分自身のケアの振り返り〜を開催しました。

[講師]古宇田千恵 [ファシリテーター]松浦照子、赤塚庸子 [話し手]川畑萌子、宮川友美

冒頭、日隈(クマ?!)さんから、今日の振り返りでは助産師と助産師の関係が、助産師とドクター、助産師と女性、全てに関係してくるので、話し手の助産師の振り返りを聞いて、自分にどんなことが起きてくるのか、グループワークでは自分に正直に向き合ってくださいと投げかけがありました。

次に古宇田さんから、「感情を言葉で伝える」ことの大切さについてレクチャーがありました。

 「自分の感情を認識し言葉で伝える。

それは、あなた自身の力となり、仲間の力となり、妊産婦の力となる。」

受講生の皆さん誰もが難しさを実感しながらも、その必要性にはっとしたのではないでしょうか。

続いて、育成プログラム一期生の卒業生でもある川畑さんが宮川さんの海助産院でお産の介助を受け持った時のことを、お二人にこの場でも振り返ってもらいました。

川畑さんがその場でおこなったケアについて、宮川さんはどう思うか(正しい、間違っているではなく)それを聞いて川畑さんがどう感じるか。その場で感じたことを川畑さんが率直に宮川さんに伝えることで、宮川さんはそれをどう受け止めるのか。そして何より、全てはお母さんにとってどうなのか。ファシリテーターの松浦さんや赤塚さんも加わって、助産師と助産師の対等な関係性があるからこそ成立し、互いに深まっていく振り返りを聞くことができました。

その後グループワークを行い、発表者に今日のプログラムに参加して感じたことを発表してもらいました。この発表こそ「あなたが感じたこと」を話してもらう場なので、そこに正解や間違いはありません。やはり職場で、「自分が感じたことを伝える」ことの難しさを日々実感している方が多くおられて、正直にその葛藤を話してくださいました。

最後に川畑さんからのメッセージです。

私も職場で自分の意見を言うのは勇気がいると思っていたんですけど、勇気を出して「私あのときこう思ったんですけど」って言ってみたら意外と聞いてもらえたり、受け入れてもらえないとしてもそれをどう感じるかは相手の問題なので、「言ってみる。」ということが大切なんだと思っています。LMCの育成プログラムに出て「やりたいことをやろう」って決めて実践編に進んだことで、自分が思ったことを伝えてもいいということを実際に体験させてもらえたし、女性からの学びもあったのでぜひ1mmでもいいのでやりたいことをやって実践編に進んでいってください。