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第4回 ママのねオンライン勉強会 flower-icon


2020年10月24日に第4回ママのねオンライン勉強会が開催されました。

★テーマ:ニュージーランドの日本人助産師 パホモフ由香さんに質問!『ニュージーランドのMy助産師制度にせまる!』
★ゲスト:パホモフ由香氏(ニュージーランド助産師)
★内容 
・ニュージーランドのMy助産師制度の仕組みについて
・由香さんのお仕事の実際
・ニュージーランドでの今後の課題
・日本の助産師へのメッセージ
★申込
https://mamanone04.peatix.com/



【助産師の自立が女性の幸せにつながる】

110人の方のお申込がありました。

由香さんからまずは、ニュージーランドで助産師資格を取得するために受けた教育と、現在の働き方について説明があり、その後に具体的な出産介助例を3つお話ししてくださいました。


3例目は実際に出産されたお母さんの方のお話もありました。

その後、日本では足りていないと思われる「助産哲学」の教育について尋ねたところ、座学は少なくとにかく現場で学ぶということ。実習でたくさん先輩助産師の仕事ぶりを見て、かつ、自分自身でも実践し、自立する。
『現場で働く助産師は、「後輩を育てる」ということを当然の仕事と捉えている』とのことでした。


これは、イギリスでの助産師教育について「学生は最新の知識を持っている人として、現場の中で大いに励まされ、大切にされる存在。学生はどんどん質問をする」と重なるところがありました。



その後、日本において継続ケアを実現していくには、病院での継続ケアの実践が一つの大きなキーであり、ニュージーランドの病院勤務助産師の働き方についてもお聞きしていきました。イギリスの助産師、日本の開業助産師からも質問があり、働き方のバラエティ、保険、収入、賃金の出どころ、現状の問題点、教育制度の昨今の変更、出産後の自宅訪問のタイミングと回数、病院オープンシステムの中での助産師業務の話にも及びました。



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《皆様からのご感想》


助産学生なのですが、すごくすごく考えさせられることが多く、学びの多いものになりました。もっといろんな助産師さんのお話を聞いたり、関わったりして、自分のなりたい助産師像を磨いていきたいと感じました。助産師さんたちの熱い思いに感動しましたし、助産師として働く喜びや、やりがいをリアルに教えていただくことができ、助産師を目指して良かったと心から思いました。わたしも、女性と赤ちゃんの力を信じて、心から寄り添うことのできる助産師になりたいと思いました。



産む女性が中心になっていることで、助産師の喜び、達成感、誇りが生まれる。まさに、女性とのパートナーシップ、信頼関係が助産ケアの基盤だと納得しました。実践の中で助産師を育てることは当然といえば当然のことだけど、日本では実習病院を見つけることも非常に困難な状況。すべての助産師が後輩の助産師の教育を担い、女性のフィードバックが助産師を育てるという意識変革が必要と感じました。



助産師が楽しむこと、女性がどう感じるか、その事がシンプルに大切だと感じました。ゆかさんが学問として、学んだ部分以外の所を教えることは禁止されていると言われたことは、助産師の専門性を高め、周知していくにはプラスになっていると思いました。日本では、他に保健師や保育士、心理士など連携をとるべき専門家がいて、助産師が一生関わる中でも、女性がその方々と関わる事も選択する権利があり、その時には現実的には他の専門家の継続ケアに移る事ができれば、助産師の専門性を高めることになるのではと思いました。もしその時には、助産師の支援はあなたが望めば、いつでも受けることができると伝えておく事で、女性が自由に選ぶ権利をもっていると認識する事が切れ目のない支援と言えるのではないかと思います。



由香さんが生き生きと楽しく、かつ自信をもって活動されていることがとても伝わり、励みになりました。*ニュージーランドの助産師制度についてのお話を聞いて、ニュージーランドでは助産師が自立して生き生きと働ける環境にあると思いました。この環境が母子にも良い影響を与えているのだと思いました。



ゆかさんの助産師としての仕事ぶりが素晴らしかったです。


イキイキと仕事されている様子が、とても印象的でした!


生き生きと助産師をしている姿がオンラインでもビシビシと伝わってきて羨ましかったです。


出産への思いやりをつなぐ人々の思いと活気が、人の心を動かすことがよく伝わりました。



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最後に、由香さん、出産体験を話してくださったお母さんのAさん、ドーリング景子さんからの言葉を添えて報告と変えさせていただきます。


◎由香さん

ためらわずにどんどん自分ができることを見せていく。医者だから助産師だから男性だから女性だからではなく、「女性を守るために私が何ができるだろうか」を考えることで、助産師の立場があがるのではないか。



◎Aさん

3人産んでみて助産師さんを本当に尊敬しているのでこれからもたくさんの赤ちゃんを取り上げてほしいなと思います。そのためにも助産師さんが幸せであることが大事だと思いますので、皆さんのプライべ―トの幸せも大事にしながらこれからも頑張ってほしい。



◎景子さん
助産師として自立していることが女性を守ることにそのままつながる。日本の助産師が自立していくことが女性のポジティブな出産体験に結びついていく。


◆ゲスト パホモフ由香 (Yuka Pakhomov) さん

高知県出身。大学卒業後、看護師として神奈川県内・東京都内の病院に勤務。自らの妊娠・出産の経験から助産師を志すように。2010年に家族でニュージーランドへ移住。助産師になる夢をニュージーランドで叶えるため、2014年にAUTに入学。2017年3月に国家試験を受け、合格。5月から病院で勤務しながらLMCとして働いていたが、数ヵ月後に病院を退職し、現在LMCとして働いている。



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