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第3期LMC助産師育成プログラム第5回女性の体験談を聴く会開催報告 flower-icon

12月2日(金)女性のお産の体験談を聴く会の第5回を開催しました。お話しくださったのは、出張さんばステーション日野春・松浦助産院の松浦さんのチームと出産された女性。今回はご主人も一緒にご参加くださいました。

 親しいご友人が自宅分娩をされ、その経過や出産の写真を見て、出産を経て美しく成長していく姿に大きく心を揺らされたMさん。自宅分娩を介助してくれる助産師さんをネットで検索している時に松浦さんを知り、ご主人が直感的に「この人!」と思われたそうです。

 自宅分娩の際、妊婦健診は自宅でおこなわれます。そのひと時は暮らしの延長でした。Mさん曰く、「自分でも気づかない間にギュッと力んでしまっていた心や体をほどいてもらうような時間でした。私が感覚することを松浦さん達がそのまま受け取ってくれたので、常に自分の内側に向き合うことができました。感覚を共有することで、お産に向けて波長を合わせていく感じでした。」

 お産は二日間自宅で陣痛に向き合いましたが、回旋異状のため最終的には帝王切開での出産となりました。全ての経過にLMC助産師と一緒に向き合い、納得して決断した結果のお産はMさんにとってすべての流れを受け止めた「自然」なお産であったといいます。

「自宅ではもちろんのこと、クリニックでも病院でもずっと松浦さんのベールに守られているような感覚でずっと安心していられました。1mmの後悔もありません。」と語ってくれたMさんご夫婦の姿から、Mさんがご友人に感じられたであろう同様の美しさを感じました。

次回出産体験談 は23日(金)今期最後の体験談セッションとなります。女性の体験から、女性の言葉で語られる「助産哲学」を聴くことができる貴重な機会です。研修生の方のレポートからも、この会からの学びを感じることができ嬉しく思っております。会員の方のご参加もお待ちしております。