１１月１１日（金）「女性のお産の体験談を聴く会」の第４回を開催しました。お話しくださったのは、ゆりかご助産院で第三子を出産された女性。

友人に勧めらて訪れたゆりかご助産院で、「分娩は病気ではないからね。私たちは赤ちゃんが生まれてくる力と、お母さんが産む力を引き出すだけだから。」と話す助産師さん達の姿に心が動きました。

「私には産む力があるんだ！私が産みたいように、産めるんだ！」

その後お母様やご主人を説得し、一緒に院長の赤塚さんにも会いに行きました。３７週目まで逆子で、第一子、二子を出産した病院にかかりながらも、最後まで希望を持ち続けた彼女。結果３７週で逆子が戻り、ゆりかご助産院に転院する運びとなりました。

妊娠後期での転院について、赤塚さんに聞いてみました。「妊娠初期から継続的にケアしていても、出産間際までお互いにわからないようなこともあるからね。今回は転院までにご家族を連れて来てくださったり、彼女がいつも本心で話してくれてるのがわかったから信頼がおけましたね。」

女性が持つ力を心から信頼する助産師の存在が、「産むのは私。医療システムの都合ではなく、自分のタイミングで産みたい。」と彼女の背中を押し続けたそんなお話でした。

次回は１２月５日（金）に開催です。　会員・LMC育成プログラム卒業生の皆さまは事前申し込みの上ご参加頂けます。https://lmc3taikendan.peatix.com/
女性の声に耳を傾け、ご自身の「助産哲学」を見直す機会にぜひご活用ください。