2024.11.24
2024年11月13日(水)に、厚生労働省保険局主催の第5回「妊娠・出産・産後における妊産婦等の支援策等に関する検討会」が主婦会館プラザエフで開催され、当団体顧問の井上清成弁護士が参考人として「出産費用の保険適用に関する法的論点の整理について」の発表を行いました。
発表では、フォード社とGM社の戦略を比較しながら、現物給付化による「標準化」は「画一化」を意味するのではなく、複数の「標準的な現物給付」を設定して、「多様なニーズ」に応じるものである、という「標準化」の意義について紹介しました。さらに、正常分娩を保険適用の対象とする妊産婦中心の「出産保険」制度の創設をするためには、特に、「妊産婦の多様なニーズに対する選択の自由の確保」と「標準化された現物給付の複数類型」の体系が重要であると述べました。
当日の提出資料については、下記をご参照ください。
発表資料(パワーポイント版)
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001330857.pdf
参考資料
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001330860.pdf
発表資料(ワード版)については、下記をご覧ください。