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2023.6.3

お母さんを対象に、提言の説明会を開催しました flower-icon

 

出産ケア政策会議は、2023年4月27日に
「『マタニティケア検索・予約システムの導入を求める』提言書」をこども家庭庁に、
「正常分娩を保険適用の対象とする『出産保険』制度の創設を求める提言書」を厚生労働省に提出しました。

提言については、以下の報告を参照ください。
https://mamanone.jp/20230428-2/
https://mamanone.jp/20230430-2/
https://mamanone.jp/20230502-2/

出産ケア政策会議では、この2つの提言を広めるために、提言の説明会をお母さんを対象に開催していきます。

第1回の説明会を、兵庫県川西市で子育て支援活動を行っている『マザーツリー』のお母さん3名を対象にオンラインで行いました。


提言について説明させていただいたあと、感想をいただきました。


特に、「マタニティケア検索・予約システム」についての感想が多かったです。
一部を紹介させていただきます。


「こんなシステムが無料で利用できるというのは、すごくいいと思う!」


「『真っ白なキャンバスに絵を描け』と言われても困るけれど、選択の参考となるパックが示されているのがよいと思った。選択ができないという人にとってはありがたい。また、いくつかのパックの中から選べるので、より自分に合ったものは何かを考える機会も与えてくれる。」


「クリニックの医師と助産所の開業助産師が連携しているのが一目でわかって安心できる。妊産婦だけでなく、家族も安心すると思う。」

「里帰り出産をする人にも対応できるシステムにしてほしい。今、住んでいるところと産む場所が違う場合でも、産前から産後ケアをする人を選べたらすごく安心だと思う。」

その他には
「身近な地域で産めることは大事。クリニックと助産所がなくならないような保険制度にしてほしい。」
という感想がありました。


里帰り出産への対応をどうするかについて、話が盛り上がりました。
「里帰り出産の人は割合的にも多い」
「里帰りでない人より不安を多く抱えている」
「だからこそ対応すべき」

「マタニティケア検索・予約システム」の中で、里帰り出産にどう対応するか、検討していきたいと思います。


「マタニティケア検索・予約システム」への歓迎ぶりを感じることができました。
また、このシステムを妊産婦さんにとってさらに良いものにするための貴重なご意見をうかがうことできました。

マザーツリーのみなさん、ご協力ありがとうございました。


 引き続き、提言についてのお母さんたちのご意見を、オンラインや対面で適宜に聴いていきます。